格安SIM

格安SIMとは何?大手キャリアとの6つの違いと契約時に確認するべき3つのポイントをわかりやすく解説

格安SIMとは何?大手キャリアとの6つの違いと契約時に確認するべき3つのポイントを解説

「格安SIMって何?」

「ドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリアと何が違うの?」

と格安SIMについてよくわからない人が多くいます。

最近では、注目を集めテレビCMなどが活発になってきたため、身近で大手キャリアから格安SIMに乗り換えた人が増えてきたはずです。

今回この記事では、そんな格安SIM初心者のために格安SIMとは何なのかと大手キャリアとの違いを徹底解説していきます。

【最新版】おすすめの格安SIM!メリット・デメリットを徹底比較

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格安SIMとは?

格安SIMとは?

格安SIMとはドコモ・au・ソフトバンクなどのような大手携帯会社から通信設備借りてスマホなどの通信デバイスを大手キャリアよりも安く利用することができるものを呼びます。

スマホは人によって、電話をメインにする人、SNSをメインにする人、ショートメールをメインにする人、動画配信サービスの利用をメインにする人と様々な使い方があります。

そのため、大手キャリアの様な料金プランでは、利用していないのにそのプランで契約をしなければならないこととなってしまい。

スマホの利用料金が高額になってしまうケースがとても多いです。

格安SIMは、料金プランが細かく分かれており、不必要な契約を結ぶ必要がないため格安でスマホを利用することができます。

また、格安SIMを提供している会社は、「MVNO」と呼ばれています。

MVNOとは?読み方って知ってる?大手キャリアとの違いも解説!

大手キャリアとの6つの違い

大手キャリアとの違い

ここでは、大手キャリアとの違いについて解説していきます。

大手キャリアしか利用したことがない人は、特に事前に確認しておく必要があります。

大手キャリアとの違いは下記の6つです。

  • 通信速度の安定性
  • 基本使用料
  • キャリアメールの有無
  • SIMカードの種類
  • サポート体制の充実度
  • 初期設定の有無

それぞれを詳しく見ていきましょう。

通信速度の安定性

格安SIMなどのMVNOは、自社で通信回線を所有していません。

そのため、大手キャリアから通信回線をレンタルして、サービスを展開しています。

そのためインターネットなどの利用時間によっては、通信速度が遅くなったり、ウェブページを閲覧することができなくなることも珍しくありません。

通信設備の利用者が多い時間帯は、通勤時間・昼休憩時間・退勤時間・夕方などでこの時間帯にスマホを利用する機会が多い人は、格安SIMでは通信速度が安定しない可能性があります。

通信速度の安定性を求めている場合は、大手キャリアのSIMを利用することをおすすめします。

基本使用料

大手キャリアの基本使用料は約8,000円程ですが、格安SIMの基本使用料は4,000円と月々の使用量を4,000円近くおさえることができます。

格安SIMは、キャンペーンなどを利用することで毎月の費用をさらに抑えることも可能です。

格安SIMの基本使用料が大手キャリアよりも安いのは、自社で通信インフラを持っていないので投資費用をおさえることができる、実店舗を持たないことによる家賃や人件費の削減などでコストの削減ができているためです。

通信回線は大手キャリアのを借りているため、違いはなく安い値段で利用することができます。

キャリアメールの有無

ドコモ・au・ソフトバンクなどの大手キャリアでは当たり前のように「@docomo.ne.jp・@ezweb.ne.jp・@softbank.ne.jp」とそれぞれのキャリアのドメインアドレスを利用することができますが、格安SIMではキャリアメールを利用することができません。

そのためGoogleやYahoo等のフリーメールアドレスなどのフリーメールを利用する必要があります。

キャリアメールは信頼性が高くネット銀行の開設をする際は、キャリアメールアドレスの登録を推奨されているケースが多々あります。

SIMカードの種類

大手キャリアのSIMカードは、電話とデータ通信をすることが出来るSIMカードが基本ですが、格安SIMの場合は違います。

格安SIMは音声通話機能付きSIMカードとデータ通信専用SIMカードがあり、スマホの利用方法によってSIMカードを選択することができます。

LINEやSkypeなどの無料の通信アプリでの音声通話が可能になったため、スマホ自体に電話番号の必要性が薄くなってきたためです。

そのためインターネットを利用することができれば、スマホでほとんどの事ができるので、データ通信専用SIMを選択する人が増えてきています。

サポート体制の充実度

格安SIMの場合は、コストを削減するために実店舗がなく全てインターネットで完結する必要がある会社が多くあります。

そのため、スマホなどの電子機器の扱いが苦手な人はサポート面で不満を抱えてしまう場合があります。

大手キャリアの場合は、店舗があるため近くの店舗に訪問すれば対面の状態でスマホの操作方法を教えてくれますが、格安SIMの場合はオンラインによるサポートしかない会社もあります。

仮に実店舗があったとしても、大手キャリアよりも圧倒的に店舗数が少ないので、自分の生活圏内にあるかどうか事前に確認しておく必要があります。

初期設定の有無

大手キャリアでは、初期設定が全て完了した状態でスマホを渡してもらうことができますが、格安SIMの場合は、自分の手で初期設定を完了させる必要があります。

初めての格安SIMの場合は、この初期設定がネックになってしまい、格安SIMへの乗り換えができない人が多くいます。

しかし、格安SIMの初期設定はとても簡単で誰でもできるようになっているため、初期設定がネックになっている人は、大手キャリアと格安SIMの費用を比較することで、乗り換えることがどれだけお得かわかります。

契約時に確認するべき3つのポイント

契約時に確認するべき3つのポイント

ここまで、格安SIMと大手キャリアの違いを説明してきましたが、契約時に事前に確認しておくべき3つのポイントがあります。

契約時に確認をしておかなければ、格安SIMを利用することが出来なくなってしまう可能性があるので、必ず契約時に確認するようにしておきましょう。

月々の利用料をおさえることができる格安SIMですが、確認をしておかなければ余計な出費になってしまうケースが多発しています。

スマホが格安SIMに対応しているかをチェックする

スマホ本体はそのままに、格安SIMカードを大手キャリアから格安SIMに変更する人は、特に注意が必要です。

スマホ本体は、格安SIMロックという他のキャリアのSIMカードが利用できないようにロックがかかっている場合があります。

そのため格安SIMで新たに契約をして、スマホに挿入しても利用することができません。

SIMロックがかかっている場合は、SIMロック解除をしなければなりません。

利用しているキャリアに申し込みをすることでSIMロックを会場するか「動作確認済み端末一覧」をみるこで格安SIMがどのスマホに対応しているかをチェックすることができます。

初期設定方法をチェックする

格安SIMは、対面で設定方法を教えてもらうことができないため、契約時に初期設定方法と格安SIMカードが手に届いてから利用するまでに、どんな作業が必要かをチェックしておく必要があります。

APN設定やWi-Fi環境でないとデータが引き継げないなどの様々なものがあるので注意が必要です。

初期設定や確認しておくべき事柄は多くなく、誰でもできるようになっていますが、どうしても不安の方は、自分の生活圏内にある格安SIM会社を選ぶようにしましょう。

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SIMカードが郵送されるまでに何日かかるかチェックする

格安SIMカードの申し込みを申請すると、ほとんどの場合が自宅に新しいSIMカードが郵送されますが、郵送されるまでに何日かかるか確認しておかなければ、スマホを利用できない期間が生まれてしまう可能性があります。

特に、電話番号を引き継いで、格安SIMに乗り換えをする際は、MNPと呼ばれる電話番号を引き継ぐ制度を利用しますが、MNPには有効期限があるため有効期限内に乗り換える設定をしなければなりません。

「即日MNP」と呼ばれる、当日に回線をきりかえることが出来る格安SIM会社が多くなってきているので、即日MNPが出来るのかと新しいSIMカードの郵送までにかかる日数を確認するようにしておきましょう。

格安SIMでよくある質問Q&A

格安SIMに関する質問で特によくある質問をまとめました。

「そういえばあ、そこはどうなの?」と言う疑問を解決することができるものなので、ぜひ参考にしてください。

格安SIMに乗り換える際は、疑問を全て解決してから乗り換えるようにしましょう。

格安SIMはどこで申し込みをすればいいの?

格安SIMは、実店舗を持たない格安SIM会社が多くあり、公式サイトで申請をするのが一般的です。

キャンペーンを利用する際は、申し込みフォームが異なる場合もあるので注意が必要です。

利用したい格安SIM会社を検索することで、公式サイトをみつけることができます。

電話番号も変わってしまうの?

MNPというサービスを利用することで、電話番号を変えずに利用することができます。

MNPは現在契約しているキャリアに申請をすることで、簡単に取得することができます。

以前は、店舗でのMNP発行には手数料として3,300円かかっていましたが、総務省によって費用が一切かからなくなりました。

格安SIMでも使える?MNP(モバイルナンバーポータビリティ)とは?

費用はどれくらい安くなるの?

大手キャリアのスマホの利用料は月々8,000程度ですが、格安SIMの利用料は月々4,000円以下と半額以下におさえることができます。

年間で約5万円、4人家族では20万円近く出費をへらすことが可能です。

費用面だけで比較をすると格安SIMの方が圧倒的に安いです。

大手キャリアから格安SIMに乗り換えよう

ここまで、格安SIMと大手キャリアの違いを解説してきましたがいかがだったでしょうか。

格安SIMは最初に設定が必要で通信速度が遅いなどのデメリットもありますが、その分費用が安いなどのメリットもあります。

大手キャリアの回線を費用を抑えて利用することができるので格安SIMに乗り換えることで月の固定費を削減することができます。

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