eスポーツの大会において、ITインフラの実証実験がされるニュースをお伝えします。

eスポーツとは、エレクトロニック・スポーツの略で、読んで字のごとく電子機器を用いた競技、すなわちビデオゲーム・コンピュータゲームによる対戦をスポーツとして捉えるものです。

たかがゲーム、と侮ってはいけません。海外ではすでに歴とした競技として認知されており、「プロ」ゲーマーによる専門のチームが存在し、数百万の賞金を巡って切磋琢磨しているのです。彼らには、スポンサーまでついています。
まさに、競技場で行われるスポーツと全く同じ闘いが、画面の中で繰り広げられているのです。

では、このeスポーツの大会に、NTTデータはどのような形で協力するのでしょうか。

彼らが行おうとしているのは、無線での複数チャンネル同時配信技術の実証実験です。eスポーツはその性質上、直接観戦するのではなく、選手らのモニタの映像や、手元を映した映像などを観ることが主になります。そのため、選手それぞれに異なる視点が存在しています。
NTTデータの実証実験は、個々の映像をWifiで観戦者の端末に配信し、観たい画面を選ぶことができるようにすることで、観戦者がより試合に近づけるようにする試みなのです。

日本における大規模で本格的なeスポーツの大会は、今回が最初の開催となります。
ですが、世界各国でかなりの盛り上がりを見せていることや、日本のコンピュータやITの普及を鑑みれば、今後徐々に国内においても認知されていくはずです。

それと同時に、eスポーツを支える技術として、ITインフラの技術やその活用も、ますます広がりをみせていってくれることでしょう。
今やビデオゲームも立派なスポーツであり、仕事であり、ITの新たなフィールドなのです。

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