東晶フードファイトを実況！

わたくしの寵愛を欲しいままにしているつけ麺屋、「やすべぇ」。

系列店の中でも、新宿・下北沢より赤坂店の方が美味い。


麺や味もさることながら、

大盛り（440g）までは同一料金という心意気が素晴らしい。

しかも＋100円で
550gの特盛りにも出来るのだッ！！


特盛り。

このやすべぇの麺は太麺で非常にコシがあり、
細麺のように流しこむことが出来ません。


よく噛まないといけない。
これはフードファイトにおける、最大かつ最強の敵であり壁なのであります。



炭水化物おばけである谷口でも、大盛りが限界です。

数字以上の重みが、時間経過と共にズドンと来ます。

こんなの食べる馬鹿いないだろうと思ってたら…


東晶にいた。2人もいた。

それではここで、
東晶が誇る愛すべき馬鹿2人をご紹介します。

◆東晶期待の新人フードファイターM.T.

青コーナー：むぅおおおおおおｒｒｒｒｒりぃぃぃぃ　とっしっきぃぃぃぃぃぃ！


SPEED：☆☆☆☆
POWER：☆☆☆
SKILL：☆☆

（昼、あんなに食べなきゃ良かった…）
と言い訳しながら精神統一をしています。

◆東晶の元祖フードファイター蓮沼

赤コーナー：はぁぁぁああああすぅぅぬぅぅむぁぁぁ　あっずううううすぁあああああ

SPEED：☆☆
POWER：☆☆☆☆☆
SKILL：☆☆☆☆


東晶のフードファイターといえばこの人。
ポーズを取る余裕さえ魅せるチャンピオンぶり。

チャンピオン、余裕。


「マジか…こんな太麺なのか…」
と、愕然とするM.T.君を横目に、


見よ、これが社会人2年目の力だッ！！！

と言わんばかりに食べ進めるチャンピオン。

新卒相手に遠慮も手加減も一切ない。


これは、チャンピオンの圧勝かー？


…

………


M.T.、圧勝。

◆試合はまさかの新人が勝利…？

チャンピオンが1/8ほど残している段階で、
まさかのM.T.君が完食。

見てください。
さっきのあの思いつめた表情から一変したこの顔。


やっぱり1年の差とはいえ、
若者の方が強いのか…？
と、思い始めたその時。

マイペースに食べ進めていたチャンピオンが、
ままままままさかの行動に出たのです。

◆チャンピオンが見せる食への愛

ﾄﾝﾄﾝﾄﾝ…

なんと！あと一口になって、味変をしだした！！

何で今なんだ！しかもその手つきはなんだ！


ﾄﾝﾄﾝﾄﾝ…ってした割に、よそった分全部入れてるやんけ！！


しかもそれだけではない！


＼（∵ *）＜すみませーん。スープ割りください♥

ｺﾞｸｯｯｺﾞｸｯｯ…


＼ぷはぁーーー♥／


麺は、最後まで美味しく食べるために工夫を凝らし、

スープは、裕次郎だってそんなにブランデー回してへんでってくらい


くるくる回しながら、器にの中にある全て飲みきる。

これには先に食べきったM.T.君も

「負けました…。僕には、そんな愛、ありません…」

と白旗をあげていました。M.T.君は、もう一口も飲む余裕もなかったのです。


しかもチャンピオンは、真っ白なシャツに、
ただの一滴もスープをハネさせることもなく綺麗に食べきっています。


――ただ多く食えばいいってもんじゃない。

ただ早く食べればいいってもんでもじゃない。
愛と感謝と美を持って食べてこそ、真のフードファイトだ。


チャンピオンの横顔はそう語っているかのようでした。

王者の力を見せつける蓮沼。
そしてその背中に、更なる闘志を燃やすM.T.。


次は俺の時代だぜ。

第一回東晶フードファイト～つけ麺編～は、
チャンピオンの防衛成功という形で決着が付きました。

次回はココイチのカレーあたりを予定しています。
参加者、募集中です。

我こそはと思うチャレンジャーをお待ちしております！