みなさん焼肉は好きですか?
私は、まかないを食べたいからという理由で焼肉屋でアルバイトしているくらい大好きです!
しかし、「焼肉は体に悪いのでは??」、「たくさん部位があるけど違いは何??」などと思っている方もいると思います。 焼肉が好きな方はもちろん、少し苦手だと思っている方にも焼肉を食べたい!と思っていただくために今回は焼肉の良さや部位の違いに関して紹介していきます。
まず焼肉の良さとは?
なんといっても栄養素が高い!!
焼肉は健康に悪いのではないかと考える方もいますが、確かに食べ過ぎてしまうとカロリーや脂質をとりすぎてしまうため、そのような面では健康に良くない食べ物かもしれません。
しかし、栄養素の面で見ると焼肉はとても健康に良い食べ物であることが分かります。お肉には、動物性たんぱく質や鉄分など多くの栄養素が含まれています。
まず、動物性たんぱく質には、必須ミネラルであるアミノ酸を含んでいるため、この栄養を採ることで私たちの身体の各部分(例えば血液、内臓、皮膚、髪の毛)が作られ、さらに抵抗力も作ってくれます。
鉄分は血液に含まれている成分ですが、私たち自身の身体では作ることのできない栄養成分となっているので、焼肉を食べることにより吸収の良い鉄分をとり、貧血を防ぐことができます。
さらに、お肉には各種ビタミンBが含まれているため、血色がよくなることも期待できます。このように焼肉を食べると病気に強い身体や美しい身体を作れる栄養素を摂取できるというメリットがあります。
これは、少し豆知識ですが上で少し書いたカロリーをとりすぎてしまうというデメリットを解決するためには、鉄板よりも網で食べることをおすすめします。
そうすることにより、余分な脂肪やコレストロール、カロリーを減らすことができます。
さらに、焼肉のシメとしてご飯もの(冷麺など)を食べたくなると思いますが、カロリーを気にする方はこのシメを我慢することによってカロリーを抑えることができます。
焼肉の部位ってどんなのがあるの?
たくさんある肉の部位ですが、有名なものからあまり聞いたことがないものまで私のおすすめの肉をピックアップして紹介していきます。
カルビ
焼肉といったらカルビ!!という感じで多くの人に親しまれているカルビですが、カルビは韓国語でアバラ骨の間の肉のことを指します。
焼肉でカルビとは、おなか全体を指している言葉なのでさらに細かく分類し提供しているお店などもあります。
サシが入りやすく脂のうまみや甘みと香りが楽しめて濃厚な味となっています。
サーロイン
サーロインステーキなどが有名なサーロインですが、実は腰肉(ロイン)です。
英国のヘンリー8世にロインを提供したところ、あまりにもおいしすぎてsir の称号を与えたため、サーロインと呼ばれるようになりました。
ロース
ロースは脂分が少なくさっぱりとしたお肉ですので好んで食べる方も多いのではないでしょうか。ロースは、頭に近い肩ロース(チャックアイロール)と肩ロース、肩ロースとサーロインの間にあるリブロースという種類があります。
最も大きな部位の一つであり、霜降り脂肪が適度にあり、風味がよく、きめが細かくうまみが濃いです。
ハラミ
よく聞く部位だけれどどこの部位なのだろうと思う方も多いと思います。
ハラミは、牛の横隔膜のことを指します。
その他にも、牛の内臓全般を指して使われていることもあります。
内臓の肉は、臭みがあり敬遠してしまう方もいるかもしれないのでお店の方は、タレに漬け込んでいたり臭み対策の下味をつけていたりと工夫をしています。
ハラミは内臓のお肉であるため、それほど脂が多くないため、赤身肉を好む方も肉の味が楽しみにしているという方にも人気が出ているのも納得できるでしょう。
ヒレ
ヒレ肉とは、牛の部位の中で中心に位置しているところです。
サーロインの下に位置している部位で、足の筋肉や背中のように動かす部位の肉ではないため肉質が固くなることはなく柔らかい食感が人気です。また、脂が少ない部位のため、ヘルシーさも兼ね備えています。
さらに、一頭あたりからとれるヒレ肉は2~9キログラムと言われていて、他の部位と比べると極端に少なく最高級部位としての地位を得ています。
さらに、ビタミンB12、ビタミンB6、亜鉛、たんぱく質、ナイアシン、鉄分が含まれていて栄養を気にする方は見逃せないお肉になっています。このヒレを焼くときには注意しなければいけない点がありそれは焼きすぎに注意をすることです。
焼きすぎてしまうと肉としての風味がなくなりぱさぱさした食感になってしまいます。
ザブトン
このあたりからはあまり名前を聞かないような希少部位について紹介していきます。
牛の背中についているロースのうち、頭側の部位を肩ロースと呼びますが、ザブトンは肩ロースの下側についている希少で高級な肉です。
見た目が座布団に似ていることから名づけられ、きめ細かい霜降りの割にしつこくなく、上品な味わいになっています。
別名としてハネシタという名前もあり、特上ロースとして出てくることもある部位です。
ミスジ
別名はトップグレードといい、肩の中程の赤身肉です。一頭から2㎏しか取れない大変希少な部位です。
木の葉のような可愛い形で美しい霜降り、口の中でとろける、肉の甘みと風味を堪能できる部位となっていて赤身であるのに綺麗なサシが入っています。
ロースやモモとは画一した別世界の味わいで、あっさりとした食感なのに濃厚な味わいで後味もとろけるようなお肉です。
焼肉を食べに行こう!!
焼肉の魅力や部位の違いについて紹介してきましたが、もうそろそろ焼肉が食べたくなってきたころではないでしょうか?
焼肉屋さんも全国チェーンのお店や、都内のみに何店舗か出店しているお店や、個人経営のお店などたくさんあります。
この部位に力を入れている!といった焼肉屋さんもあったりと様々なので行きたい焼肉屋さんを見つけたら予約してどんどん行ってみましょう!!