- 「部活やサークルが忙しくて夏インターンに行けなかった…」
- 「夏インターンの選考いくつか受けたけど全落ち…」
時代はインターンシップ最盛期。
多くの企業が夏インターンを開催していました。
しかし、複数日開催の場合は就職活動と同様かそれ以上に厳しい選考が行われることが多く、選ばれたトップクラスの学生だけが参加可能ということも珍しくありません…
夏に忙しかった、選考をくぐり抜けられず参加出来なかった方は「就職活動に出遅れてしまった…」とお思いになっていませんか?
そこでご紹介したいのが1dayタイプのインターンシップ。
半日~1日ほどの時間で開催されることが特徴なのですが、この1dayタイプへの参加に対しては意見が別れています。
「1dayのインターンって行く意味はあるの?」
という疑問に、夏だけで15社以上の1dayインターンへ参加した筆者の目線からお答えしたいと思います。
最初のうちはグループワークで議論へ参加することも満足に出来なかった筆者でしたが、インターン参加経験を積み重ねて行く中で好成績を残せるようになり、現在スカウト形式の就活イベントでは必ずスカウトのお声をいただけるようになりました!
最後まで読んでいただければ1dayインターンシップの有効活用術をお教えしますよ…
1dayインターンシップの種類
まずは1dayインターンシップにどんな種類があるのかを知りましょう。ここでは主流の3パターンを紹介します。
座学形式
このタイプでは企業側からの説明を学生が講義形式で聞く、という場合が一般的です。
企業情報についての説明が大きな割合を占めるため、企業のことをまずは知りたいと考えている方にはオススメです。
しかし、企業からの説明で終わることも多く、退屈からか講義中に寝てしまう学生もいるようです。
(真面目に講義を受けていたら筆者の隣の人が寝ていたことがあって驚きました…笑)
- 「説明内容に興味が湧かなかった…」
- 「ワークも無いし暇だなー」
といった理由からつまらなかった、行く意味無かったと感じることもあるようです。
ワークショップ形式
ワークショップ形式のインターンシップでは俗に言う「グループワーク」に取り組むことになります。
当日はテーブルごとに着席し、同じテーブルの参加者と協力して企業側の用意したグループワークに挑みます。
基本的に明確な答えが用意されていることは無く、グループでの議論を通して自分たちだけの答えを生み出して行きます。
自分たちなりの答えを出した後は企業の人事や他の参加者に対してプレゼンテーションを行うことも多く、学生に対してフィードバックを与える企業も増えています。
ワークを通して得られる学びが多い点や、就職活動、他のインターンシップ選考でグループワークが頻出なことからも、人気の形式となっています。参加してある程度慣れておくことがオススメですよ。
職場見学形式
職場見学形式では、実際に社員の方が働いている現場を見学することが出来ます。
オフィスや研究所内の雰囲気を掴みやすいため、将来その企業で働いている自分の姿をイメージすることに繋がりやすい点が魅力です。
現場の社員と直接話せる機会を設けているパターンも多いため、社員に質問したい内容を予め用意しておくとより有意義な時間になるでしょう。
参加するインターンの内容は必ずチェックしよう!
インターンシップを通して自分が学びたい、知りたい内容によって参加するべきインターンシップは異なってきます。
開催時間が2~3時間の場合ですとどれか一つだけの形式になっていますが、1日時間を使う場合は上記の形式を複数組み合わせた内容となっているため、参加を申し込む前に内容の確認はしておきましょう!
参加するメリットと注意点
参加するメリット
参加するメリットには一般的に以下のものがあります。
業界、企業研究が出来る
参加する意味、一番のメリットに挙げられるのは業界研究、企業研究が出来ることです。
スマホやPCで会社概要を見ただけでは分からない業界の仕組みや企業ごとの風土など、企業の方から実際に話を聞くことで理解出来るように内容が凝縮されています。
文字を読んだだけでは分からないことも、社員から聞くことや他の参加者である学生と話し合う中で理解が深まって行くのです。
自己分析や面接対策を手伝ってくれることもある
自己分析や面接対策といった内容をインターンシップの中で実施し、学生一人ひとりに対応してくれる企業もあります。
自分一人では中々進まないことも、インターンシップへの参加を通じて企業側が手助けしてくれますので非常に心強いですよ。
(筆者も利用したことがあるのですが、学生を採用する人事の目線から大事なポイントを教えてくれるため非常に有意義でした!)
注意点について
メリット以外にも頭に留めておいて欲しい内容がありますので、合わせて紹介しますね。
真面目に取り組んでいれば参加した際のデメリットは無い
参加したことで発生するデメリットは基本的にありません。
ただし注意してほしいのが、参加態度が悪い学生は流石に人事からマークされます。
明らかに説明を聞いていなかったり、寝ていたりすると目を付けられるようです。
目を付けられてしまうと次のイベントに呼ばれないということがあるらしく、筆者と同じグループで寝ていた学生にだけは追加の案内メールが来ていませんでした。
当たり前なことですが、インターンシップには真面目に取り組みましょうね。
内定に直結することはまず無いが…
開催時間が1dayしか無い場合、企業側も学生側もお互いのことを詳しく知ることは出来ないため、参加したら必ず内定が出るということはありません。
しかし、ワークショップ形式では後日、企業側から学生個人に連絡を取る場合もあります。
当日のワークへの取り組み姿勢や言動を評価し、個別に企業側からアプローチをしていただけるのです!
(実際に筆者も夏に参加した企業から数社ほど連絡をいただきました。)
1dayだからといって参加したらそこで終わりというわけでは無いということなんでしょうね。
企業の方から連絡をいただくこと以外にも、当日帰り際に「もっと社員の方からお話をお聞きしたいです!」と個別に相談すればOB訪問や座談会をセッティングしてくれることがあります。
内定にこそ直結しませんが、参加することで企業の方と繋がりを持ち、内定に近づく一歩を踏み出すことが出来るんです!
1dayインターンシップ有効活用術!
ここまで読んでいただいた方へ、筆者が1dayインターンへの参加を積み重ねて行く中で取得した1dayインターン有効活用術を伝授します!
参加するならワークショップ形式!
ワークショップ形式のインターンに参加すれば必ずグループワークに取り組むことが出来ます。
上手なグループワークを実現することは本選考やインターン選考だけでなく、将来あなたが企業の中で働く際にも必ず役立ちます。
その場で初めて一緒になった人達にどれだけ歩み寄れるか、お互いの力を引き出せるかによってワークの成果(仕事の成果)は大きく変わるのです。
筆者もグループワークを積み重ねて行く中で、チームの動かし方やどんなスタンスでいることがチームの力を引き出せるのか研究しました。
目的を持って参加しよう
ただなんとなく参加してしまうと、インターンの中で多くを得ることは出来ません。
学ぶべき内容や掴み取るべき内容は、学生一人ひとりで異なります。
企業や他の学生が教えてくれるということは無いのです。
参加するインターンの中で自分が何を学び取るべきか、参考にするべきなのか常に意識してワークに挑みましょう!
一回参加するごとに反省点や改善点をまとめよう
参加した後に自分でしっかりと振り返りを行わないと、
- 「なんかよく分かんないけどワーク上手く行ったなー」
- 「理由は分からないけど今日のワークは失敗だった」
といった感想だけしか残らず、成功や失敗の理由が分からないままです。
成功にも失敗にも必ず理由があります。
企業やグループの仲間からフィードバックがあれば参考にするべきですし、自分の良い点や悪い点、次の機会にどうするべきかをまとめるようにしましょう。
自分で問題意識を持ち、挑み続けることが必ずあなたの力になります。
筆者は一回参加するごとに反省点や改善点、上手く行った点を書き出していたため、ノートのページ数がすごい勢いで減っていました笑
ノートに残しておくと自分の改善するべき点が手元に残るため、常に問題意識を持つことに最適ですよ。
他にもオススメの取り組み!
ここまで1dayインターンシップ参加を如何に上手く活かせるかについて述べてきましたが、
「1dayに沢山行くだけじゃ物足りないよ」
とお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこでオススメしたいのが「長期インターン」です!
私自身、1dayのインターンに多数参加してきた中で
- 「広く浅く学んで行くだけで良いのか?」
- 「もっと成長できる環境はないのか?」
と悩んでいたことがありました。
そんな時私が巡り合ったのが「東晶貿易」です!!!
東晶貿易では長期インターンを実施しています。
社員さんとインターン生の比率は驚きの1:1!
総勢50人以上の方が働いているのです。
参加して1ヶ月ほど経つ私ですが、業務の中で日々成長を実感しています。
1ヶ月経った後でも覚えることや挑戦できることが尽きませんので、毎日が刺激的です。
さらなる成長を求めている貪欲なあなたなら、東晶貿易での長期インターンは間違いなくオススメです!
以上、20卒インターン生の犯人はヤスがお送りしました。