こんにちは、鳴沢です。
インターネットというメディアを通して人々に提供するコンテンツは、通信回線の高速化・電子機器の高度化とともに広がりを見せてきました。
文字から写真や絵といった画像、そして動画、といったように、情報の伝え方はますます多様なものとなっています。
とくに動画については、その技術が今なお日進月歩で進化を続けているのです。
今回は、そんな動画コンテンツを扱うメディアのニュースをご紹介します。
Youtubeで「360度」伝える動画をライブ配信可能に
まずご紹介するのは、ご存知、超大手動画共有サイトのYoutubeのニュースです。
今年4月に、Youtubeは360度全方向を同時に撮影し、ライブで配信するサービスを開始しました。
既に、ライブパフォーマンスや会場の様子などを観ることができるいくつかのコンテンツが公開されています。
まるで、自分がまさにそのライブ会場の座席で首を巡らすように、観たいところに目を向けることができるのです。
全方向の映像を同時に撮影してつなぎ合わせる技術、その大容量の動画を配信するインフラ、そしてそれを再生するユーザーの環境、すべてが整ったからこそのコンテンツといえるでしょう。
「空間音声」という、音の距離感や強弱の響きといったニュアンスまで再現することのできる技術を用いることで、目から見える映像に加えて、耳から聴こえる音声からも、臨場感をひしひしと感じることができます。
近年発展をつづけるVRヘッドセットを応用できるようになれば、自宅のソファの前にコンサート会場が広がるような体験ができるはずです。
Youtubeは、今後も「リアル」を追求したコンテンツを展開していくようです。
個人のユーザーの投稿動画から、企業や自治体のPR、そしてライブやコンサートのVRストリーミング配信と、着々とその規模、ステージを広げている印象を感じます。
参考記事:https://youtubejpblog.blogspot.jp/2016/04/youtube-youtube-360.html
今年4月に、Youtubeは360度全方向を同時に撮影し、ライブで配信するサービスを開始しました。
既に、ライブパフォーマンスや会場の様子などを観ることができるいくつかのコンテンツが公開されています。
その場にいて見渡すような臨場感
このサービスを利用して中継される動画は、画面上でぐりぐりと視点を360度動かすことができます。まるで、自分がまさにそのライブ会場の座席で首を巡らすように、観たいところに目を向けることができるのです。
全方向の映像を同時に撮影してつなぎ合わせる技術、その大容量の動画を配信するインフラ、そしてそれを再生するユーザーの環境、すべてが整ったからこそのコンテンツといえるでしょう。
音も立体的に聴こえる
さらに、映像だけでなく、音声についても進化しています。「空間音声」という、音の距離感や強弱の響きといったニュアンスまで再現することのできる技術を用いることで、目から見える映像に加えて、耳から聴こえる音声からも、臨場感をひしひしと感じることができます。
近年発展をつづけるVRヘッドセットを応用できるようになれば、自宅のソファの前にコンサート会場が広がるような体験ができるはずです。
Youtubeは、今後も「リアル」を追求したコンテンツを展開していくようです。
個人のユーザーの投稿動画から、企業や自治体のPR、そしてライブやコンサートのVRストリーミング配信と、着々とその規模、ステージを広げている印象を感じます。
参考記事:https://youtubejpblog.blogspot.jp/2016/04/youtube-youtube-360.html
動画界のTwitter、VineがWindows10に対応
もう一つご紹介したいのが、ショートビデオの共有サービス、Vineのプレスリリースです。
Vineは5月4日、Windows10で利用できるアプリを配信開始しました。
既にスマートフォン用のアプリを提供していたVineですが、今後のWindows10の普及と、Windowsタブレットの進出を見越した戦略であると考えられます。
3月末に、Instagramにおける動画の最大再生時間が15秒から60秒に延長されたのは記憶に新しいですが、Vineの再生時間はたったの6秒。
「どうもこんにちは~」なんて悠長に挨拶していたらそれだけで終わってしまいます。
この6秒で伝えたいことを表現したり、決定的瞬間を切り取ったりするコンテンツのスタイルが、短い字数でメッセージを発信するTwitterのように、ユーザーに受け入れられているようです。
Youtubeなどのように、比較的長い動画を様々なソフトを駆使して作成する、といったことは不要で、基本はただ撮影ボタンを押して、6秒間撮るだけです。ふとした時に、まさに「つぶやく」ように動画を撮って、投稿することができるのが最大の売りと言えるでしょう。
今回Windows10のPC・タブレットに対応したことは、手軽に撮るだけでなく、大画面で観ることにも力を入れ始めたと捉えることができます。
コンテンツの軸をしっかりと持ちつつ、着実な展開をしています。
参考記事:http://blog.vine.co/post/143846657386/introducing-vine-for-windows-10
Vineは5月4日、Windows10で利用できるアプリを配信開始しました。
既にスマートフォン用のアプリを提供していたVineですが、今後のWindows10の普及と、Windowsタブレットの進出を見越した戦略であると考えられます。
6秒の動画で表現する
Vineの特徴は、投稿ごとの動画の再生時間の短さです。3月末に、Instagramにおける動画の最大再生時間が15秒から60秒に延長されたのは記憶に新しいですが、Vineの再生時間はたったの6秒。
「どうもこんにちは~」なんて悠長に挨拶していたらそれだけで終わってしまいます。
この6秒で伝えたいことを表現したり、決定的瞬間を切り取ったりするコンテンツのスタイルが、短い字数でメッセージを発信するTwitterのように、ユーザーに受け入れられているようです。
つぶやくように動画を撮る
Vineの再生時間の短さは、投稿の際の敷居を下げることにもつながっています。Youtubeなどのように、比較的長い動画を様々なソフトを駆使して作成する、といったことは不要で、基本はただ撮影ボタンを押して、6秒間撮るだけです。ふとした時に、まさに「つぶやく」ように動画を撮って、投稿することができるのが最大の売りと言えるでしょう。
今回Windows10のPC・タブレットに対応したことは、手軽に撮るだけでなく、大画面で観ることにも力を入れ始めたと捉えることができます。
コンテンツの軸をしっかりと持ちつつ、着実な展開をしています。
参考記事:http://blog.vine.co/post/143846657386/introducing-vine-for-windows-10
技術の進化とコンテンツ・アイディア
このように、今年もメディア・サービスにおける動画コンテンツは、技術的な進化を続けながら、ますますその存在感を増していくことでしょう。
そしてその時、同時に考えなければいけないのは、発展していく技術を活かすことのできるアイディアです。
私たちCM事業部も、動画をはじめとしたあらゆる道具を使いながら、日々新たなアイディア、コンテンツを生み出して行かねば…。と再確認させてくれるニュースでした。
そしてその時、同時に考えなければいけないのは、発展していく技術を活かすことのできるアイディアです。
私たちCM事業部も、動画をはじめとしたあらゆる道具を使いながら、日々新たなアイディア、コンテンツを生み出して行かねば…。と再確認させてくれるニュースでした。