東晶のグルメ カラヤン広場ネオ屋台村のトムヤムごはん

東晶のグルメ 第二話 カラヤン広場ネオ屋台村のトムヤムごはん 2016.06.03

    Writer:鳴沢
東晶のグルメ第二話

某月某日午後1時、私はウキウキ気分でエレベータに乗り込んだ。
それはもちろん、東晶貿易のランチタイムだからである。

しかもその日は金曜日であった。
普段はオフィス周辺の店へ気の向くままに食べに行くのだが、
この曜日の行き先はひとつだ。
今日は、どこで食べるか、何を食べるか、既に決まっているのである。

アークヒルズのオアシス、ネオ屋台村

エレベータで2階まで降りると、そのまままっすぐカラヤン広場へと歩いていく。
道中のパン屋から小麦のたまらない香りが、実に魅力的に誘惑してくる。
しかし、今日の私はゆるがない。

この時期のカラヤン広場は、木々にも緑が生い茂り、非常に気持ちがいい。
日差しの強い日でも滝のそばに座れば、涼やかな風がそよぐ。
お昼ご飯を食べるには絶好のスポットなのだ。

曜日替わりで15店舗

そして、いつも広場の一角には3台の車と行列ができている。
それがカラヤン広場のネオ屋台村である。都内各地に展開しているらしい。

ネオ屋台村


この屋台村のいいところは、毎日曜日替わりで違う店が3軒ずつやってくる所だ。
毎日通っても飽きることはない。

実際、普段もお昼に迷った時にはすぐに足がカラヤン広場へと向かう。
私の昼飯ライフを確実に支え、彩りを与えてくれている存在である。
足を向けては寝られない。

イチオシ屋台、ぞうさん食堂

金曜日の3軒はどれもレベルが高くおいしい。
だが、とくに私がお気に入りなのはこの「ぞうさん食堂」である。

ぞうさん食堂


早速列の最後尾へ。
今日はいつもより並んでいるようだ。

待っている間も、それぞれの屋台からいい匂いがただよってくる。
しかしこの待つ時間も、そう悪くない。
少しくらい焦らされたほうが、期待とともにおいしさも増すものである。

と言っても、ずっとおあずけをくらっていると、
だんだんとイライラしてくるからわがままなものだ。

順番が回ってきた

取り留めのないことを考えているうちに列は進んだ。

注文タイム


メニューは3品あるが、今日は頼むものまでバッチリ決めてある。

「トムヤムごはん、大盛りで」

鶏肉のカオマンガイや、豚ひき肉のベトナムごはんもとても、とてもおいしい。
だが、以前一緒に頼んだトムヤムスープが忘れられないうまさだったので、
そいつをのっけたと思われるトムヤムごはんをドキドキの初注文である。

希代のうまさ、トムヤムごはん

30階まで持ち帰るのももどかしく、
天気もいいのでカラヤン広場で食べることにした。
滝のそばの段に腰を下ろす。

トムヤムごはん


■トムヤムごはん ごはん大盛り

弁当のフタをあけると、そこはタイ王国だった。เมืองไทยだった。
思った以上に豚肉が乗っていてうれしい。
東南アジアな香りが食欲をトップギアにもっていく。

トムヤムごはんを食べる

難しいことは抜きにして、食べる。

トムヤムごはんを食べる


食べる。

トムヤムごはんはうまい

トムヤムごはんはうまい1


うまい。


うまい。


อร่อย(うまい)。

トムヤムごはんはうまい2


こんな顔をしているが、
しみじみとうまさを噛み締めているのである。
一人で食べているときに、満面の笑みだったらむしろこわいだろう。こわい。

これはおいしい。
3品の中でも一番好きかもしれない、これは。

レモングラスの酸味がいいアクセントになっている。
トムヤムスープがベースだが、ごはんをしっかり支えるうまみもある。
概して食べやすい、日本人好みにチューンされている感じだ。
それでいい。それがいい。

トムヤムごはんはうまい3


うん、うまい。

毎日の選ぶ楽しみに感謝

そして、あっという間に完食である。

トムヤムごはん完食


このお弁当はごはんのボリュームがあるのも非常にありがたい。
一度だけ、大盛りと同料金(!)のてんこ盛りを頼んだことがあったが、
流石の私も夕飯までお腹いっぱいだった。

しかし改めて考えると、オフィスを出てすぐの屋台村で、
毎日違うお弁当を選ぶ、悩むことができるというのは、贅沢なことじゃないか。
今の環境に感謝しなくては。

そんな事をふと思いながらも、
来週の屋台チョイスを悩みつつオフィスへと帰っていく昼下がりであった。

今回のお店

ぞうさん食堂紹介


ぞうさん食堂(アークカラヤン広場ネオ屋台村)
東京都港区赤坂1丁目12-32
金曜日11:15 – 14:30(売り切れしだい終了)
Writer:鳴沢
鳴沢
見た目はおじさん、中身もおじさん
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