デスクワークや在宅ワークは長い時間同じ体勢で頭を動かすため、皆さんの想像以上に体を酷使しています。
今回はそんな皆さんのために疲労回復におすすめなフードを紹介していきます。
そもそも疲労とは?
疲労とは、「これ以上体を動かしたり頭を働かせると危ないですよ」という警告のような働きをしています。
痛みを感じる、発熱をするなどもこうした人間の防衛警告の1つです
疲労が全く回復しない原因としては、自身の体調やメンタル、普段の生活習慣が大きく関係しており、疲労をそのままの状態にしておくと病気になってしまいます。
疲労を感じたら放置せず解決策を考えることが大事です。
次は疲労の大まかな種類について紹介していきます。
疲労の種類も様々です!
疲労の種類も様々で、種類に応じた対処法を考える必要があります。
疲労の種類は、大きく3つに分かれており「末梢疲労」「中枢性疲労」「精神疲労」があります。
末梢疲労
末梢疲労は、筋肉で蓄積されているエネルギーが尽きかけることで血流が悪くなり、神経と筋肉の伝達スピードが遅くなることで筋肉のパフォーマンスが落ち疲労感を感じます。
ですので筋肉痛も末梢疲労の一つとなっています。
中枢性疲労
中枢性疲労は、脳の疲労の事を指し、脳を長い時間働かせることで体を調整する能力が低下してしまう疲労の事です。
精神疲労
精神疲労は、その名の通り精神の疲労の事を指し、無気力になったり不安感が現れるなどの症状が現れてしまします。
次は疲労回復におすすめの栄養素をご紹介いたします。
疲労回復に最適な栄養素を知る!
ここまで3つの疲労の種類を紹介しましたが、次は疲労回復に最適な栄養素について紹介していきます!
たんぱく質
筋肉疲労には「たんぱく質」が最適です!
>たんぱく質は体内で分解と合成を繰り替えしており、分解されたものは体内から外へ排出され、体内に取り込まれたたんぱく質が合成に使用され、人間の筋肉や髪、爪などを作る役割を担っています。
ですので、たんぱく質が不足してしまうと合成に必要なたんぱく質も不足してしまい疲労も回復しない状態になります。
ビタミンB1
ビタミンB1には体内に取り込んだ糖質をエネルギーに変える助けをする性質があり、心身の働きを活発にしてくれます。
せっかくご飯などの炭水化物を食べても、ビタミンB1が不足していた場合、上手くエネルギーに変えられない状態に陥ってしまいますので毎日積極的に摂取することをおすすめします。
ちなみにおすすめの摂取量は1.0~1.5mgとなっております。
タウリン
タウリンは肉や魚、乳製品に多く含まれており、摂取することで末梢疲労の回復を促したり、体内の老廃物を取り除き細胞へのダメージを防ぎストレスを軽減する性質があります。
栄養ドリンクからも手軽に摂取できるおすすめの栄養素です。
疲労回復におすすめなフードを紹介!
ここまで疲労の種類や必要な栄養素をざっくり紹介していきました。
次は疲労回復におすすめな食べ物をご紹介させていただきます。
鶏むね肉
鶏むね肉は筋トレを趣味にしている方にはマストアイテムになっているフードの一つです。
その理由となっているのが低カロリーで豊富なたんぱく質を含み、何より安いという面があるからです。
ちなみに100gあたりのカロリーが約190kcalとなっております。
食事や間食の一品を鶏むね肉に置き換えることで疲労回復だけでなくダイエット効果もありますので、試してみてはいかがでしょうか?
豚肉
豚肉には糖質をエネルギーに変える助けをする性質のあるビタミンB1が全食材の中でもトップクラスに多く含まれおり、部位にもよりますが100gあたり0.5~1.0mgのビタミンB1を摂取することが可能です。
ちなみに100gあたりのカロリーが約386kcalとなっており、鶏肉の2倍以上のカロリーが含まれてますので食べすぎ注意です。
カツオ
時速60kmのスピードで海を泳ぎ続けられる生物がいます。
それがカツオです!
7~9月が旬のカツオには、豊富なタウリンによる疲労回復効果が見込め、それと同様にかつおだしにも疲労回復効果が見込めます。
ちなみに100gあたりのカロリーが約110kcalとなっていて低カロリーなのでダイエット効果も同時に見込めます。
うなぎ
「土用の丑の日」でお馴染みのウナギはビタミンAやビタミンB、鉄分などをはじめとした多くの栄養素を含んでおり「ビタミンの宝庫」と呼ばれることも有ります。
江戸時代から夏の定番食材として人気を博していますが、絶滅危惧種に指定されており、私たちが食べるうなぎはほとんどが養殖のものとなっております。
夏バテ対策におすすめの食材です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は疲労困憊な皆さんに向け疲労回復フードを紹介させていただきました。
現場仕事やデスクワーク、テレワークなど仕事によって労働環境は様々です。
この記事に登場した疲労回復フードを是非食べてみてください。
明日は今までとは違う疲労のない1日になるかもしれません。