今回は東晶に新しく届いた、コーヒーマシンを特集します!
筆者を始めこれまで職場では缶コーヒーを飲んでいる方も多く居ましたが、 今後は本格派のコーヒーを楽しめるのではないかと期待が広がっているようです!
仕事でよいパフォーマンスを出すためにも、息抜きの一杯は欠かせませんよね。
それでは早速、届きたてのコーヒーマシンを見ていきましょう!
新しいコーヒーマシンはこちら!
こちらが新しく届いたコーヒーマシンです!
アメリカから輸入した希少な商品となっており、都内でも置いている店舗は数える程しか無いそうです。
色も本来黒のところを特注のカラーリングとなっており、背景の壁ともマッチするような色合いに仕上がっています。
ちなみに筆者は、ボタン一つでコーヒーが出てくるような安価なものを想像していたため、この時点でかなり面食らっていました…。
届いたマシンは当日中にセットされ、東証貿易カフェがオープンしました!
いよいよ社内にカフェマシン実装!
一日かけて準備を行い、ついに東晶貿易カフェがオープンしました!
早くも社内で話題になっており、初日からバリスタのお二人は引っ張りだこの状態です。
普段は綺麗でさっぱりしているカフェスペースですが、この日は朝からコーヒーの良い香りが漂っていました。
バリスタ担当のお二人も気合十分です!
ただコーヒーを淹れられるのが担当者の二人しかいないため、すぐに数量限定となってしまいました…。
機材が本格的でとても丁寧に作業する分、1杯にかかる時間はどうしても長くなってしまうようです。
今後コーヒーを上手に入れることが出来る人が増えれば、よりスムーズに美味しいコーヒーが飲めるようになるかもしれませんね。
マシン近辺がコミュニケーションの場に!
コーヒー注文時にはカップをもってカウンターの前に並んでもらう必要があるため、必然的に順番待ちの列が出来上がります。
普段あまり接する機会のない他部署の方や、デスクの離れた方同士でも コミュニケーションをとる良い機会になっているようです!
朝の時間帯ということもあり、カウンター近辺は常に活気のある雰囲気に満ちています!
筆者も何度かバリスタ業務のサポートに入った経験があるのですが、普段接する機会のない方とも話す機会が増えたため、社員の方とのコミュニケーションを楽しみながら業務を行うことが出来ました!
もともと自由に使用できるカフェスペースがあるという事もあり、今後はさらに社員同士のつながりが強くなるかもしれません。
本格コーヒーができるまで
画像の自動コーヒーミルで豆を適量挽いた後、横に設置されている抽出機で圧力をかけてコーヒーを抽出する仕組みになっています。
実際に触ると分かるのですが、それぞれの器具にしっかりと重量があり本格的な作りになっていることを実感させられる使用感です!
実際にコーヒーを入れている場面も撮影してみました。
まずはコーヒーミルに豆をセット、自動で挽かれた粉末が専用の器具に溜まっていきます。
すぐ下に計量器具がセットされており、g(グラム)単位で正確に豆を計量できるような仕組みです。
その後、右の機材で豆に圧力をかけてコーヒーを抽出する仕組みとなっています。
エスプレッソとして抽出口から出てくるため、豆の量に対して出てくるコーヒーの量はかなり少ないです。
筆者も自分でコーヒーを入れることが多いのですが、普段カップ1杯に使う2倍程度の豆を使用していたように見えました。
にも関わらず出てきた量はこれだけでしたので、かなり濃厚な仕上がりになっているものと思われます。
その後こちらの銀色の容器にミルクをセットし、スチームで加熱していきます!
筆者も初めて知ったのですが、まずカップにエスプレッソを注ぎこみ、そこに加熱したミルクを注いでいくことできれいなカフェラテが完成するそうです。
普段カフェなどでは完成したものが提供されることが多いため、実際に作っているところを見るのは新鮮な体験でした!
カップにエスプレッソを注ぎ、加熱したミルクをゆっくりと注いでいきます。
程よく混ぜ合わせれば本格カフェラテの完成です!
画像では伝わりにくいと思いますが、カップ付近の空間にコーヒーの良い香りが充満していました!
筆者もよくコーヒーを愛飲しているのですが、やはり市販のものと比べて香りが段違いです。
よく“コーヒーは手間をかけるほど美味しくなる”と言われますが、作り手の丁寧な仕事が感じられるような芳醇な香りの1杯でした!
次は、このマシンができるまでの過程を見ていきたいと思います!
今でこそ大人気のコーヒーマシンですが、実際にこのマシンが完成するまでには長い道のりがありました…。
コーヒーマシンができるまで
こちらが完成前、運び込まれた段階のコーヒーマシンです。
まだ内部もむき出しになっており、とてもコーヒーが入れられる状態ではありませんね。
もともとあった電子レンジなどを撤去した後、排水用のケーブルなどが通るよう工夫しながら機材をセットしていきます。
台の下にはこのようなバケツがセットされており、不要な排水液などが溜まるようになっています。
そこまで容量の大きなものではないため、こまめに水を捨てに行かないと大変なことになりかねません…。
あまりこういった裏側の部分を見る機会はないので、これはこれで面白いかも知れませんね!
美味しいコーヒーを楽しむため、日ごろの細かな気配りは必須のようです。
今回は、日頃から懇意にしている業者の方に依頼して組み立てて頂きました!
皆さん本当に丁寧な方ばかりで、手際よくコーヒーマシンを組み立てていきます。
3人でうまく連携しながら、複雑な機材をセットしていきます。
普段置いてある電子レンジやケトルも撤去され、付近のテーブルに追いやられていました…。
かなり大きな機材のため、スペースもそれなりの広さが必要になるようです。
1時間ほどの作業の後、ようやく機材が完成しました!
まだ豆もセットされておらず、新品同様の状態です。
ここで各部の特徴について詳しく紹介していきたいと思います!
種類豊富な備品
本体にも様々なパーツがついており、それぞれの個所ごとに役割が備わっています。
①専用モニター
②スチーマー
③コーヒー抽出機
④自動コーヒーミル
①専用モニター
本体上部にはコンパクトなモニターが付いており、 ここで様々な機能の設定をすることができます。
また実際にコーヒーを入れる際、抽出時間の目安が表示されたり内部の温度を確認したりすることが可能です!
②スチーマー
スチーマーは蒸気が噴き出すようになっており、こちらでミルクを加熱して泡立てることが出来ます。
よくカフェラテの上に載っているきめ細かな泡があると思いますが、あれを作ることが出来る部分になります!
ただ実際にやってみると難しく、筆者が挑戦したときはただのホットミルクが出来上がってしまいました…。
コツをつかむまでは時間がかかりそうです。
カフェラテに欠かせないミルクについては、こちらの容器を使ってスチームをかけていきます。
適度にノズルを浮かせながら作業しないと泡立ちが悪くなり、見栄えの悪いカフェラテになってしまいます。
また容器が意外と小さく、長時間スチームをかけすぎると容器からミルクの泡があふれてしまうことがあります。
バリスタの方は難なく作業しているイメージがありましたが、実際にやってみると本当に難しいです。
ただ難易度が高い分、上手くできた時の感動が大きい工程でもあります!
③コーヒー抽出機
この抽出機で豆に圧力をかけ、蒸らした後にコーヒーを抽出することが出来ます!
挽いた豆をセットしてから大体30秒程度経過すると、濃厚なエスプレッソが少しずつ下に流れ出してきます。
(※味が濃く、量の少ない入れ方をエスプレッソと呼びます)
このエスプレッソにミルクを加えたり、熱湯を加えることで様々な種類のコーヒーが出来上がります!
バリスタ側も豆の香りを直に感じることが出来るため、一番やっていて楽しい工程かもしれませんね。
④自動コーヒーミル
画像のマシンではコーヒー豆を粉末状に挽くことができ、自動で適量が抽出される仕組みになっています!
横の計量器具で重さを測りながら豆の量を調整するのですが、適量を判断するのが意外と難しいです…。
豆が多すぎるとコーヒーがうまく抽出されず、逆に少なすぎると味気のないコーヒーになってしまいます。
この辺りもバリスタの腕が問われる部分になりそうですね。
担当者を含めて最終チェック!
ここから担当社員のお二人をメインに使い方の講習が始まりました。
この機械、実はかなり複雑でメンテナンスの方法、使用時の注意点など確認しているうちに1時間以上が経過してしまいました。
担当者のお二人もかなり真剣な表情で説明を聞いています。
最後に業者の方に教わりながら、実際にコーヒーをいれてみました!
筆者も隣で見学していましたが、豆に圧力をかけるタイミングやミルクの注ぎ方
正確な豆の計量など非常に神経を使いそうな場面が多かったです。
本格的なコーヒーを入れるって大変なんですね…。
ただその甲斐があってコーヒーは非常においしそうな仕上がりになりました!
今回、偶然にもバリスタ経験のある社員が担当していたためとても綺麗なラテアートに仕上げることが出来ました。
大変な作業ではありましたが、おいしいコーヒーが飲めるとなれば悪くないものかもしれませんね。
その後は後片付けの手順や注意点などの確認を行いました。
非常に精密な機械であるため注意を払う点も多く、こまめなメンテナンスも欠かせないとの事でした。
あまり見る機会のない部分かと思いますので、手入れの内容についても簡単にご紹介したいと思います!
意外と大変?コーヒーマシンの手入れ
手入れ①スチーマー手入れ②コーヒーの抽出口
手入れ③付近の粉末を回収する
手入れ①スチーマー
まず最も繊細なのがスチーマー付近です。こちらは1杯入れるごとに噴出孔を拭く必要があり、手入れを怠るとすぐに故障の原因になってしまうとの事でした。
また使用前に毎回スチームを空焚きする必要があり、マシンの各部の中でもかなり重要な部位であると感じました。
美味しいカフェラテを入れるのに欠かせない部分になりますので、こまめに気にかけてあげる必要がありそうですね。
手入れ②コーヒーの抽出口
コーヒーの抽出口も毎回器具の取り外しがあるため、劣化が早い部分になります。
また豆の粉末が詰まってしまう可能性があるため、使用後は毎日ブラシで出口付近を手入れする必要があります。
これが意外と大変で、普段カフェで当たり前のように飲んでいるコーヒーも裏で様々な苦労があってのものなのだと実感しました…。
ブラシで磨いた後は器具に専用の薬品をセットし、抽出口に10分程セットします。主に付近の汚れを落とし、同時に消毒を行うためのものだそうです。
手入れ③付近の粉末を回収する
細かい部分ですが、付近に散らばってしまった粉末の掃除もかかせません。
計量時にどうしても豆が飛び散ってしまうため、最後の掃除では驚くほどの量が集まったりします…。
筆者が担当した日も飛び散らないよう注意しながら行っていたつもりなのですが、掃除の際はかなりの量の粉末が飛び散っていました。
街中のカフェなどで清潔な見た目を保っているお店はかなり気を使いながら作業されているのだと思います。
最後まで一通り手入れをしてみて思ったのは、やはり質の良い機械にはそれ相応の手間がかかるのだという事でした…。
美味しいコーヒーが楽しめる分、準備や手入れにはそれなりの苦労があるように感じました。
今度街中でカフェに入る機会があったら、そのあたりも踏まえてみると違った見方を楽しむことが出来るかも知れませんね!
まとめ
まだオープンしたばかりのため人手も少なく、提供時間も短い状態ですが、少しずつコーヒーを入れられるバリスタ見習いの社員も増えてきているようです!
今後さらに手軽においしいコーヒーが飲みやすくなるよう、社員の一人として良いカフェを作り上げていきたいです!
以上、東晶貿易のカフェについてでした!