みなさんは毎日をどのようにお過ごしですか?やることが多くてやる気が起きず、結局なにもやらないで夜を迎えてしまった・・・なんて経験もあるのではないしょうか。
今回はそんな人たちに向けて、いい1日を送るために、朝できることをご紹介します。
起きてすぐにするべきこと
まずは、朝目が覚めたときです。目が覚めた瞬間から良い一日を過ごすためにできる行動というものがあります。それはカーテンを開け、光を直接浴びることです。
人は夜メラトニンというホルモンを体内で分泌しています。メラトニンとは、体内時計の調節の役割を持っており、自然な眠りを誘う作用を持っています。
このメラトニンは朝光を浴びると分泌が止まり、代わりにセロトニンという物質が分泌されます。
セロトニンというのはメラトニンと対になっているホルモンで、太陽の光を網膜から受けることで分泌が活性化し、覚醒作用があります。
このように朝起きてすぐに太陽の光を浴びることで、体内時計のリセットし、しっかり目を覚ますことができるのです。
10秒で出来る!体に大事なこと
次に、朝するべきことは、水を一杯飲むことです。たったこれだけ?と思う方もいるかもしれませんが朝起きて水を飲むことはとっても大事なことなのです!
というのも人間は寝ている時に汗などによって成人の場合500mlもの水分が体内から出ていきます。
500mlペットボトル1本分と考えると決して少なくない量ですよね?これだけの水分が体内から減っているため朝の体はいわば水不足状態となっているのです。
そこで水を飲むことで、朝の水不足な状態から健康な状態にすることができます。
また、それ以外にも口の中の細菌の繁殖を防ぐ、他の物を食べたり飲んだりする前に水を飲むことで、胃腸を整えるなど様々なメリットがあります。
ただし、気をつけなければいけないことがいくつかあります。
1つは他の飲み物ではなく水を飲むということです。理由は、お茶やコーヒーにはカフェインが含まれており、利尿作用があるためせっかく摂取した水分を外に出そうとしてしまいます。
他にも、清涼飲料水は糖分が多く含まれており吸収に時間がかかってしまう、炭酸飲料は刺激が強く胃に負担をかけてしまうといったことがあります。
そのため飲むのは水にしてください。
そしてもう1つ気をつけるべきことがあります。それは、飲む水の温度です。冷たすぎる水は体内を冷やし、代謝を悪くしてしまいます。そのため飲む水は常温又は白湯にしましょう。
朝ごはんにオススメなものはこれ!
次に朝大事なこととして紹介するのは朝ごはんです。
「朝は時間がなくて朝ごはんを食べる余裕なんてない!」なんて人もいるかもしれませんが、朝ごはんは絶対に食べたほうがいいです!
、実は人間の脳は寝ているときに活発に活動していて、朝は脳の活動を支えるブドウ糖が足りていない状態になっています。そんな状態のときに朝食を食べないでいると脳のエネルギーが不足しているため、十分なパフォーマンスが発揮できません!
では、どんなものを朝食べると良いのでしょうか?それは卵と肉です!!
そしてここで重要となってくる栄養素がトリプトファンです。
もしかすると初めて聞く方もいるかもしれませんが、このトリプトファンというものはタンパク質を構成する必須アミノ酸の一つです。このトリプトファンは先ほど言った「メラトニン」や「セロトニン」を生み出すのに必要な材料です。
つまり、これらをしっかり分泌させるためにはトリプトファンが必要であり、トリプトファンが多く含まれる食品が卵や肉であるというわけです。
しかし、トリプトファンを含む食材だけ食べていればいいかといえばそうではなく、トリプトファンはビタミンやミネラルを使い「セロトニン」を合成します。また、トリプトファンを脳に送るとき、炭水化物をともに摂取すると効率が良くなります。ここまで、朝食で摂るべき栄養を説明してきましたが、ここで私がオススメする朝食を紹介します。
がいがいオススメの朝食
ごはん、ベーコンエッグ、ほうれん草のおひたし
こちらは、ベーコンと卵にはトリプトファンがたくさん含まれており、ごはんで食べることで、炭水化物、ほうれん草で多様なビタミンやミネラルを摂取できるバランスの良い食事です。もちろんごはんをパンに代えてもタンパク質や炭水化物が摂取できるため問題ありません。
しかもこれらは調理が手軽なので朝にあまり時間がないという方でも少しだけ早起きすれば作ることは可能です。
生産性を上げるためには〇〇をつくる!
ここまでは健康面について触れてきましたが、ここでは、できる人はやっている?朝の行動について書いていきます。
それはToDoリストを作ることです。
これはみなさん聞いたことがあると思いますが、ToDoリストとは「今日やることをリスト化する」ことです。
ではなぜリスト化することがいいのでしょうか?それはやらなければいけないことを可視化することができるからです。
やることがあってもなにからしようと考える時間はもったいないですよね?そんなとき自分のやることがしっかり見えていれば次にこれをしようと決めて作業に移ることができます。
ここで、ToDoリストの作るうえでのポイントをいくつか紹介します。
具体的に書く
ToDoリストを書いても大雑把に書きすぎると結局何から始めていけば迷ってしまいます。
例えば数学の勉強をすることをリストに書く場合、「数学をする」とだけ書くのではなく、「数学の〇〇の単元の基礎を復習する」といったように書けばするべきことがパッと見ただけでわかります。このように見ただけで何をすればよいかがしっかり把握できるように書きましょう。
リストを多く作りすぎない
やるべきことをおおく書きすぎると混乱してしまう可能性があります。また、リストが多すぎると視覚的にやる気がそがれてしまうかもしれないので、1日単位や半日単位に区切ってリストを作るとよいかもしれません。
一度作って実行してみたうえで、自分に合った期間のToDoリストをつくりましょう。
すぐに達成できないリストをつくらない
達成に数日や1週間以上かかるタスクはモチベーションを保ちづらいです。そのようなタスクをリストにするときは、内容を細かくわけてリスト化しましょう。
そうすることで、小目標が達成でき、意欲が向上していきます。
優先順位を決める
リストを作成したら、優先度を決めていきましょう。優先度の高いものを後回しにすると、もし他のタスク思った以上に時間がとられた場合、優先度の高いものが達成できない可能性がでてきます。そのため、優先度を設定し、優先度の高いものから取り組んでいきましょう。
最後に
ここまでいい1日のための朝の過ごし方を紹介してきましたがいかがでしたか。これらはよりよい1日を送る助けになりますが、決してこれが全てではありません。
人によっては「これが自分の過ごし方だ!」というものを既に持っている方もいると思います。自分流の過ごし方を見つけていい日々をお過ごしください。