福利厚生でバンジージャンプが出来る?!!?!
これは、東晶貿易に新しく出来た制度でバンジージャンプに初挑戦した社員たちの奮闘記である。
こんな奮闘している社員と一緒に働きたい方がいてくれたら幸甚、嗚呼幸甚。
さあ、奮闘記のはじまりはじまり~。
ここは茨城。水戸。

新幹線で東京駅から1時間。
田園風景を抜けて来たのはここ。茨城県は水戸市。
日頃、六本木のコンクリートジャングルで働く我々。
そんな東晶社員たちが、休日に遥々茨城に集まって何をするというのか。
なんとなくはしゃぎ方が重たいのには、「早朝4時だから」ではなく、「若さが足りない」というわけでもなく、こんな理由がありました。
福利厚生でバンジー!?東晶貿易の新制度!
遡ること数ヶ月…。
東晶貿易では新たな社員の評価制度が産声をあげました。
その制度の名は「Tポイント」。

このTポイントは、「会社のためになるような行動」を積極的に評価しよう!という仕組みなのです。
例えば
- 会議の議長や議事録を作成した
- 代表電話にたくさん出た
- 上司・部下の誕生日にプレゼントを送った
- 会社に有用な情報共有をした
- 全社で使うスプレッドシートの作成・改善をした
- 会社ルールの違反を注意した
このような会社のためになる行動をすれば「Tポイント」が貯まり、何らかの福利厚生と交換出来るのです!
導入が長くなりましたが、その福利厚生の一つにこの「バンジージャンプ」があった、というわけなのですね。
100mなんて飛びたくない!社内紛争が勃発!?
さて、完全にノリで福利厚生のバンジージャンプに手を挙げたI課長、N課長と私。
会社によると、どこのバンジーにするかは一切自由とのこと。しかも全額会社持ち!!。なんと太っ腹!!
しかし、どこのバンジーに行きたいかを話し合っていると、だんだんと険悪なムードに、、。
N課長:
「せっかく会社のお金でバンジーを飛ばせてもらうんだし、関東で一番高いバンジーを飛ぼうぜ!!」
I課長:
「いやいや…初回100mは流石に調子に乗りすぎでは…?痛い目を見ることになりますよ。」
N課長:
「そういうところが都会っ子!やる時はやるで腹くくりましょうよ!!」
私:
「…。(何も言えない)」
これ以上討論すると、怪我人が出てしまう、、。
そうなったら世論に任せよう!みんなの総意なら文句はないだろう!
ということで社内SNSの「T+」で皆にアンケートを取ることに。

結果、「誰もおすすめしていない」というI課長の私情たっぷりな選択項目にも関わらず、なんと竜神バンジー(100m)が最多得票を獲得しました。
飛ぶ人のことを考えない社員のおかげ(せい)で、我々は初心者ながら国内最大級の100mバンジー(ビル25Fに相当)に挑戦することになったのです。
ということであの冒頭のシーンに戻ります。
なんとあいつが…?驚きのスペシャルゲスト
竜神バンジーは公共交通機関で行こうとするととんでもなく辺鄙な場所。
調べたら4時間程はかかるとのことで、、。
我々ペーパードライバー3人衆は途方に暮れていました。
と、水戸駅に現れたのは、、!?!

まさかの身内参戦!!!
水戸に住んでいる私の弟が車で送ってくれるとのことで、これまたノリで一緒にバンジーすることになったのです!!
おう、我が弟よ、うちの会社の先輩らのためにありがとう!!
そうして、水戸民の手慣れた運転で我々は無事、地獄の入り口へと運ばれるわけです。
車中では、これから待ち受ける恐怖を前に弱音を吐く我々を、鼓舞するように励ますY取締役が。
Y取締役「大丈夫大丈夫!俺、スリー・ツー・ワンのスリーで飛んじゃって良い?」

、、、??!!??!ええええ?!?!?!!?!?!
Y取締役?!?!!?!?!
実はスペシャルゲストはもう一人。
Y取締役が自費参加しておりました!!!
すごいことが起きています!!
ご一緒できるなんて光栄です!!!!
しかもひとり「へっちゃら!」という感じのY取締役!
さすが東晶の取締役です!!
ついに到着。竜神大吊橋!!
山をずんずん上がっていきまして、さあいよいよ大吊橋が近づいてまいりました。
右手前方に「ドーーーーーーーン!!」

こ、これが我々はここから飛ぶのか…。(もう日本語もおかしくなります)
言葉を失う我々。そして激しい動悸…。(年かしら…(新入社員 23歳))
とりあえず、おみやげ館のような施設で落ち着くことに。
おみやげ館にはなんと、「ストレスチェックマシーン」が!
バンジーを目の前にストレスをチェックできるなら、もうやるしかない!東晶のPMが名乗りを上げます。

マシーン「ストレス度数65 ストレスを感じています。」
全員「いやそりゃそうや!!!」
悪魔の契約書にサイン
そんなことをしているうちに我々が飛ぶ時間に。
時間は待ってくれない、とはまさにこのことですね。
まず、「怪我をしても訴えないでください」という悪魔の契約書にサイン。

(何故か悪魔のような色のUIにビビる我々)
さっそくハーネスを付けてもらい、その格好のまますぐに橋へ。
え、え、え、もう行くの?
そりゃそうか。
係員さんに連行されます。
レクチャーの時点でめちゃくちゃ怖い。
下は網網で、丸見え。高さはこのくらいです。
普段38Fのオフィスで仕事をしているので、高所には自信がある我々も、これからの恐怖を思い足がすくみます。
お姉さんの説明に使われる人形。人形の生気のなさが恐怖をより掻き立てます。(おそらくそんなつもりはない。)

- 縁に立ち、靴の前半分を崖の外に出す
- 手を広げ、グーにする
- 前に飛び込みのように飛ぶ
- 飛んで2回跳ねたら、足の固定を外し、降りてきた金具を胸のハーネスに付け、◯ポーズをし、胸を後ろに反らし手を伸ばして引っ張られる。
説明は受けたものの、全然頭に入ってこない、、。
横を見ると、余裕そうなY取締役 。
Y「後ろ向きに跳んでもいいんですか?」
いや、悪魔の質問!!!!(ちなみに2回目からOKとのことです)
いざ100m!!テイクオフ!!!
ああ、そんなレクチャーはすぐに終わり、早速我々の出番に。
あれ気づいたらもう飛んでる!!!!
Nかちょ~~~~~~~~~~~~~~~~!!!

こわいいいいい!!!!!!
いつも一緒に働いている社員が谷に落ちていく様を見るのは、なぜか心に来ました。
飛んだ後、意外と余裕そうなN課長でした。
続いて、I課長の番ですが、めちゃくちゃビビっている模様。なかなか飛びだせません。
そりゃそうです。今から100M自由落下するのです。
これが普通です。
でもなんとか飛び立ち、生気を抜かれて上がってくるI課長。
おしゃれなスリットの入った服も、この状況だとボロボロになったように見えます。
かまいたちにでもやられたのでしょうか。
また、先程まで余裕だったY取締役。
前にジャンプして飛び出すべきなのですが、そのまま降り立つように垂直落下!

神降臨!!
さすが我らの取締役や~~~~~~~~~~~~~~~~!!!
(後から伺うと、実はめちゃくちゃ怖かった、、。とのことでした)
我々を元気付けるために、余裕なフリをしてくださっていたのですね。感涙。
私も、「東晶貿易バンザーイ」とバンザイ三唱してからジャンプ。
(全く誰も頼んでないので逆に引きました(先輩社員校閲班コメント))
めっめめめめめちゃくちゃ怖かった!!
周りの景色など見る余裕もなく、
TCMにも流せないようなひどい顔で、
声にならない声を「ぐえっ」と出し、
初めてのバンジーを終えました。
でも飛んだ後の達成感はひとしお。
橋のたもとまで戻ってきた我々は、疲労感と達成感のあまりダウン!

旅の締めくくりは茨城名物「あんこう鍋」
せっかく茨城県まで来たので、このまま帰るのもなんか悲しい。
ということで茨城県名物「あんこう鍋」をいただくことに!
ドーン!!

いまだかつでこんなにおいしそうな鍋が存在したでしょうか。
初めて食べたあんこう鍋は、すごく美味しく、疲れた気持ちを一瞬で吹き飛ば、、あれ?
吹き飛んでない、、。

死んだような顔で鍋を突く一同。
いや、美味しいのですが、もう疲労感がすごくて、、。
(私もあまり覚えていないので書くことがありません、、。)
「もう一度行きたいか。」答えは、、?
あんこう鍋も食べ終わり、水戸とも、弟ともお別れ。
送迎ありがとう!
ちなみに弟のバンジー代はY取締役が出してくださいました!!
なんと太っ腹!!しかも弟が送迎するとのことで手土産まで用意してくださっていました。さすが我らが取締役です。尊敬です。
Tポイントの制度で初めてバンジージャンプに挑戦した我々。
「もう一度行きたいか?」尋ねると答えは、、、
もう一回いきたい!

次はもっとかっこよく飛びたい!!その思いが指を1本立てていました。
確実に自分の殻は破ったような気はしています。
ですが、完全に高所がトラウマになりました…。
バンジーもあんこうも、新幹線の駅弁も道中でババ抜きをして笑いあったのも全部ひっくるめて良い思い出になりました!
東晶貿易、こんな良い機会を与えてくれてありがとう!
これからもこんなに面白い福利厚生を続けてほしい!(実は今回はバンジーを福利厚生に取り入れるかのテストユーザーでした)
またこんな我々と一緒に働きたい、と思っている方が少しでも増えたら嬉しいです!
