防災知識があれば、命を救えます。
大袈裟と思う人もいるかもしれませんが、これは事実です。
突然ですが、皆さんはきちんと防災対策をやっていますか?
災害なんかいつ来るか分からないし、防災対策なんて必要ないや。
防災対策なんかしなくても何とかなるだろう。
そんな考えではいざ災害が来た時に対応できません。
災害はいつ来るか分かりません。
予期せぬ時に来るのが災害です。
今回は元消防士である私が、今からできる防災対策を皆さんにご紹介します!
そもそも防災とは何か?
防災とは台風、地震、火事等の災害を未然に防止することで、防災には3つの種類があります。
・自助・・・自分の身は自分で守るために取り組む防災
・共助・・・地域の人たちと助け合って取り組む防災
・公助・・・国などの行政機関が取り組む防災
この3つの防災の中でも圧倒的に大切なのは「自助」です。
「共助」は自助ができてからの話で、「公助」はそもそも私たちが関与できる防災ではないからです。
これで安心!防災の心得!
・背の高い家具は置かない。
・落下や倒れる恐れがあるものは固定する。
・自宅や職場付近の消防設備の場所を把握する。
・避難経路を事前に確認しておく。
・非常用リュックを用意する。
背の高い家具は倒れる危険性があります。
どうしても置きたい場合は寝室を避けて置くことをおススメします。
落下する、倒れる恐れがあるものは固定しましょう。
物が落下や、倒れることで避難経路が塞がる可能性があります。
避難経路を塞がないためにも物の固定は絶対しましょう。
自宅や職場付近の消防設備を事前に把握することで、火災があった時には速やかに消火できます。
また、避難経路は事前に確認しておきましょう。
自宅でも職場でも避難経路図があると思いますので、必ず確認しておきましょう。
いざ、避難しようとした時に大切なものが防災リュックです。
災害があってから家を出て避難するまでの準備時間はありません。
そんな時のためにも防災リュックを必ず準備しておきましょう。
防災リュックについては次の記事で詳しく説明します。
防災リュックって何?中身は何が必要なの?
ここでは防災リュックを用意する際のサイズの選び方と中身について詳しく解説していきます。
防災リュックのサイズは大きすぎず、小さすぎないものを選びましょう。
災害時は道が塞がれていたり、狭い場所を通る可能性があります。
反対に小さすぎても中身が入りませんので、持ち運びやすく中身がある程度入るサイズのリュックを選ぶことをおススメします。
続いて、防災リュックの中身を見ていきましょう。
リュックの中身で必ず押さえておきたいものは
・水
・保存食
・照明器具(懐中電灯)
・ラジオ
・非常用トイレセット
・笛
水や保存食は必要不可欠です。
照明器具は暗いところでの避難に役立つアイテムです。
災害時の情報収集はラジオがおススメです。
携帯電話でも情報収集できますが、電池の残量が減って使いたいときに使えない状況もありえます。
また、災害時はトイレが使用できないことも予想されます。
そのためにも非常用トイレを防災バッグに入れておくと良いです。
このほかにも常備薬だったり、ポケットティッシュを防災バッグに入れておくと安心です。
まとめ
災害はいつ来るか分かりません。
いつ来るか分からないからこそ、防災知識を身につけて事前に準備しておくことが大切です。
あなたの防災知識があなた自身とあなたの大切な人を守るきっかけとなります。