【初心者向け】WEB用語を徹底解説!

【初心者向け】WEB用語を徹底解説! 2021.03.09

    Writer:たか

皆さんはどのくらいWEB用語を知っていますか?

  • CTR
  • CPC
  • CPO
  • CVR

WEB広告の用語って分かりづらいし、意味を調べても理解しづらいですよね。


意味や定義を調べて理解としても、「なぜこの指標が重要なのか」といった本質の部分は分からない方が多いのではないでしょうか?


このような方々のために、今回はWEB広告の用語を具体例を用いて、徹底解説したいと思います。

WEB広告について興味のある方が必見の内容となっております。



広告の料金体系の種類は4種類

広告の費用が発生する体系は4種類あります。

以上の4種類となっております。

私たちが普段見ている広告にも種類があって、それぞれ料金体系が異なっているんですね。


皆さんがスマホを操作していて、気になった広告をタップすると費用が発生するものもあれば、実際に購入などの成果に結びついて初めて費用が発生するものもあります。



そもそも広告のゴールって何?

広告のゴールは売り上げを伸ばすことです。

売り上げを伸ばすために、広告を出すのです。


広告を出して、いくら商品の魅力を伝えても、その商品が購入に至らなければ、利益が出ません。

しかし、広告を出すのにもお金がかかるんですよね。


この広告費用が掛かりすぎてしまうと、売り上げを伸ばすことができたとしても、費用が掛かりすぎて、結果的に大損といったことにもなりかねません。


例えば、ゴールデンタイムにTVCMを流して、売れ行きが増加しても、広告費がかかりすぎていては、利益が出ませんよね。


広告をいたるところに掲載して、売り上げをただ伸ばすだけでは良くないのですね。


それでは利益を確保しつつ、売り上げを伸ばすにはどのように広告費を設定すればよいのでしょうか?

次の章でWEB広告の予算の考え方についてご説明いたします。



広告費用の予算はどのように決めるの?

商品に広告をつける場合、「いったいいくら広告費用をかけてよいのか」はどのように考えたらよいか分かりますか?

考え方について、例を用いてご説明します。

例えば、洗濯機をネット通販で販売するとします。

①商品価格から②原価と③配送費と④(確保したい)利益を差し引いた額が1台あたりにかけられる⑤広告費となります。

1台当たりの利益を20000円は確保したい場合は、5000円が広告費となります。


したがって、広告費は商品にかかる固定費用と確保したい利益から逆算して決めるべき値となります。


この一件の成果(CV)にかかる広告費用をWEB用語でCPAといいます。


これらのWEB用語はWEB広告を運用するにあたって、切っても切り離せない関係となっているので、WEBマーケティングに興味のある皆さんはぜひ覚えていってくださいね!



初めに覚えるべきWEB用語6選

これから初心者向けに覚えておいた方がよいWEB用語をご紹介します。

WEB用語を覚えようとしても、単に意味を調べただけでは理解しづらいですよね。

また、似たような用語が多いので、どれがどれだかわからなくなりますよね。

今回は6点に絞り、具体例を用いて紹介させていただければと思います。


CTR(クリック・スルー・レート)

CTRはクリック・スルー・レートの略で、クリック率を意味します。

広告が表示された回数に対して、どれくらいの割合で広告がクリックされたかの指標です。


CTRはとても重要な指標です。

では、なぜCTRは重要な指標なのでしょうか?


広告は商品に興味があるターゲットに向けて、配信していますよね。

その広告がターゲットに「興味を持ってもらえているか」、「行動を起こすように誘導できているか」を定量的に判断できるからです。


要は、「クリック率」とは「反応してもらった率」と解釈できます。

CTRを見ることで、「訴求性のある広告を出せているか」を判断することができます。


CV(コン・バージョン)

CVはコン・バージョンの略で、最終的な成果を意味します。

WEB広告においてはゴールを意味し、もっとも大切な指標です。

例を挙げると、

  • (スマホケースを販売しているECサイトの場合)スマホケース1件当たり購入
  • (自動車保険のバナー広告の場合)自動車保険の資料請求

これらの実質の成果のことをコンバージョンといいます。


アクセスの内、コンバージョンにつながった割合を示したものがCVR(コン・バージョン・レート)と呼びます。


CPC(コスト・パー・クリック)

CPCはコスト・パー・クリックの略で、クリック単価を意味します。


ユーザーが広告をクリックすると、クリック課金型広告の場合、広告費用が発生します。

この1回あたりのクリック単価がCPCとなります。


1クリックで「いくらかかっているのか」が1つの指標になるのです。

このCPCも広告の費用対効果を調べるうえで、重要となってきます。


ちなみに似た意味のもので、CPV(コスト・パー・ビュー)といったものがあります。

こちらは動画に使われる用語で、再生単価を意味します。


CPM(コスト・パー・マイル)

CPMはコスト・パー・マイルの略で、インプレッション単価を意味します。

インプレッションとは表示回数のことです。


つまり、ユーザーに広告が表示された回数がインプレッション数になります。


インプレッションが少なければ、いくら訴求性のある広告でもCVにはつながりません。


CPO(コスト・パー・オーダー)

CPOはコスト・パー・オーダーの略で、成約単価を意味します。

成約単価とは新規顧客の獲得単価のことです。


CPOは以下のような計算式で求められます。


<CPOを求める計算式>

CPO=広告費÷受注件数


たとえば、20万円の広告費を投入して、40件の新規購入があった場合、

20万円(広告費)÷40件(受注件数)=5,000円(CPO)

CPOは5000円となります。


ECサイトでは、このCPOが低くなれば利益が増えるので、広告費を投入することができるようになります。


CPA(コスト・パー・アクション)

CPAとはコスト・パー・アクションの略で、1CVあたりにかかった費用のことを意味します。


こちらをなじみのある言葉で表現すると、コストパフォーマンスに近いものとなります。

CPAはCVCをCVRで割ることで求めることができます。


以下に、計算式と例を記載します。

CPAは低ければ低いほど良いです。

なぜならば、CPAが低いと広告費用を安く済ませることができるからです。


CPAをどれだけ抑えて、CVを生むかを考えて、運用することが大切です。


結局「CPAがいくらかかったのか?」は常に確認しておくべき事項となります。

100円の商品のCPAが100円だった場合、利益が出るどころか赤字になってしまいます。



まとめ:WEB広告の用語は運用上の指標となる

今回はWEB広告とWEB用語について、ご紹介いたしました。


いかがでしたか?

似たような略語が多くて、一度に覚えるのは難しいですよね?


WEB用語には略称がほかにもありますが、今回列挙したものが初心者が覚えるべき用語です。


WEB用語は広告運用するときの指標にもなり、目標設定や問題点を発見する際にも役立ちます。

この指標を基に、「どこをどのくらい改善する必要があるのか」を分析することもできます。


ぜひ、今回ご紹介したWEB用語を覚えてみてくださいね。

Writer:たか
たか
アレクサ活用にはまっています。
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