コロナウィルスとは「風邪」の原因となるウィルスの一つです。
東晶貿易がある東京は、3月21日まで緊急事態宣言中です。
巷で、コロナウィルス・コロナウィルスと多数の声がテレビやインターネットで上がっていると思いますが、今改めてコロナウィルスについて学び正しい知識
「知る」「理解する」「実践する」これがコロナウィルスを対策する唯一の方法となります。
風邪をひいては、東晶貿易の社員の皆が大好きな仕事にフルコミットすることはできません。
体調管理も仕事の1種として取り組もう!
コロナウィルスとは
コロナウィルスは、風邪の原因となるウィルスの一つです。
実は、コロナウィルスは全部で7種も存在します。
そのうち、人に蔓延し風邪として症状を出すウィルスは4種存在し、症状や特徴で分類することが出来以下の通りとなります。
・風邪のコロナウィルス
・重症急性呼吸器症候群コロナウィルス(サーズ)
・中東呼吸器軍症候群コロナウィルス(マーズ)
・新型コロナウィルス
3種類のコロナウィルスの症状と原因
3種類のコロナウィルスの特長について説明します。
これを知ることで新型コロナウィルスと従来のコロナウィルスの違いを理解することが出来るのでとても大切な部分となります。
風邪のコロナウィルス
全部で7種類存在するコロナウィルスの内4種類がここに含まれます。
誰しも1度は風邪をひき体調を崩してしまったことがあると思います。
実は風邪の10%~15%はこのコロナウィルスが原因です。
そのため6歳までには一度は感染を経験すると言われおり、全世界での感染者数は70億人です。
感染すると、鼻炎・上気道炎・下痢などの症状を引き起こします。
通常は重症化することはなく、抗生物質を服用することで、ウィルスを退治することが出来る。
重症急性呼吸器症候群コロナウィルス(サーズ)
重症急性呼吸器症候群コロナウィルスと言われても皆さんなんだそれと思うかもしれませんが、「サーズ」の事です。
「サーズ」と言えば詳しくは知らないが聞いたことあるという方も少なくないでしょう。
サーズは2002年に中国東広省で発生し、キクガシラコウモリのコロナウィルスが人に感染して重症肺炎を引き起こすようになったと考えられています。
サーズは感染力がとても強く、「スーパースプレッダー」と呼ばれる1人の感染者が10人以上に感染を広げてしまうこともありました。
子供には感染することがほとんどなく、大人のみ感染する特長もあります。
感染すると、高熱・肺炎・下痢の症状を引き起こし最悪の場合肺炎を悪化させ死に至らしめます。
2008年に感染は収束しました。
中東呼吸器軍症候群コロナウィルス(マーズ)
これもサーズ同様、中東呼吸器軍症候群コロナウィルスと聞けば馴染みがないと思いますが、「マーズ」と言えば多くの人が知っているはずです。
2012年にサウジアラビアで発見され、これまでに27ヶ国で2494名の感染が認められ、そのうち858名が死亡しています。
マーズではコウモリではなく、ヒトコブラクダに感染したウィルスが人に感染したことでマーズを引き起こしたと考えられています。
サーズよりも感染力が強く、2015年に韓国の病院で発生した院内感染では、中東帰りの1人を感染源に200人近くにまで感染を引き起こした例もあります。
感染すると、高熱・肺炎・腎炎・下痢を引き起こし、糖尿病等の慢性疾患、高齢者は重症化しやすい。
新型コロナウィルスとは
新型コロナウィルスとは、風邪の一種です。
しかし従来のコロナウィルスとは異なり、社会問題となっています。
その理由を説明します!
新型コロナウィルスの症状
新型コロナウィルスの症状の特長は、味覚障害や嗅覚障害だけでなく、発熱・咳・食欲低下・筋肉痛などがあります。
季節の変わり目の今の時期では、普通の風邪やインフルエンザ等同様の症状を引き起こすウィルスがいるため見分けづらいと思います。
唯一異なる点として、嗅覚や味覚障害があります。
もし、匂いや味に違和感を感じたら新型コロナウィルスに罹患している可能性大です。
新型コロナウィルスの感染力
新型コロナウィルスの感染の大多数を占めているのが、飛沫感染と接触感染です。
WHOによると5分間会話をすることで3000個もの飛沫が飛んでいるとの報告もあります。
・飛沫感染
感染者が、咳やくしゃみをすることで飛沫と共にウイルスが放出され、そのウィルスを口や鼻から吸引し感染すること。
・接触感染
感染者が、咳やくしゃみを手で押さえ、その手で周囲の物に触れることで、ウィルスが付着します。
ウィルスが付着した物を第三者が触ることにより、その手にウィルスが付着し、その手で口や鼻等の粘膜に触れることで感染することを言います。
新型コロナウィルスは、付着物により生存時間が異なりますが、段ボールでは最大24時間、プラスチックの上では最大72時間生存するという報告もあります。
新型コロナウィルスの変異株
変異株とは、ウィルスの遺伝子情報が変化し、性質の変化が起こり症状が悪化したり、感染力が強くなったりすることです。
新型コロナウィルスの変異株は、従来よりも感染力が強くなりワクチンが効きにくいものとなっています。
自分を!家族を!友人を!守る方法
新型コロナウィルスから自分を大切な家族や友人を守る方法をご紹介します。
感染拡大を防ぐのが1番大事です。
気を付けるポイントは4点です。
手洗いの徹底
まずは、なんと言っても手洗いの徹底です。
手洗いなしの状態の手に付着したウィルス数を100万個とすると、流水で15秒洗うだけで1万個に、石鹸を付けてしっかり洗うと数個にまでウィルスを減らすことが出来ます。
そのため、外出から帰ってきたら何はともあれ手洗いを実施することで、手に付着したウィルスを家の中に持ち込む可能性を低くすることが出来ます!
物に付着したウィルス対策
ウィルスは表面構造から「エンベローブウィルス」と「ノンエンベローウィルス」に分類することが出来ます。
違いは、ウィルスの表面を脂肪の膜で包んでいるかどうかです。
新型コロナウィルスはエンベロープウィルスタイプのため、ウィルスの表面が脂肪の膜で覆われています、アルコール消毒を実施することで、表面の脂肪の膜が壊れ、感染力がなくなります。
そのため、手だけでなくドアノブや携帯などの、手が良く触れる場所にアルコール消毒を実施することで感染する可能性を少なくすることが可能です。
着替え
物に付着したウィルスはすぐに感染力をなくさず、その場に生存した状態で付着しています。
外出時に着用した服で家の中にいると、その服から家のソファーや家具にウィルスが付着してしまう可能性があります。
そのため、家に帰ってきたらまずはシャワーを浴びて体に付着したウィルスを落とし、服を着替えることで家の中にウィルスを持ち込まないことになります。
病院受診
対策をいくらしても、体調不良や免疫力によっては、感染してしまいます。
当たり前のことですが、具合が悪くなった時は寝てれば治る、コロナではなくただの風邪だな等の軽い考えをすることなく、まずは病院を受診してください。
病院を受診することで、その病気に合わせた1番の対応方法を医者が考えてくれます。
東晶貿易の皆さんに伝えたいこと
最後にもう一度言います、新型コロナウィルスも風邪の一種です。
しかし、感染拡大を防ぐことが出来ず昨今の社会問題となっています。
今回新型コロナウィルスについて紹介したことで、コロナウィルスにかかることなく、東晶貿易の社員の皆様が健康で毎日大好きな仕事にフルコミットできれば幸いです
「知る」「理解する」が出来たら、後は「実践する」のみです。
東晶貿易全員でこのコロナウィルス下の状況を乗り越えましょう!