いつの間にか猛暑も去って半袖では肌寒くなりました。秋ですね、食欲の秋。芸術の秋。
私の中では秋は和みたい(といいながらダラダラしたい)季節でして、最近は川沿いの家に引っ越して河川敷でのんびりできたらなあ、と老後の生活のような理想を抱いています。また10月に入り就職先も決まって引っ越ししようかな~と考えている方も多いのではないでしょうか。
と、なんとか本題につなげようと少々無理のある冒頭でしたが、今回は上京をしてから出来るだけ安く出来るだけいい条件の物件を探し続けるにつれて物件探しが趣味になった私が物件探しをする上での極意を紹介したいと思います!
東京の家賃、高すぎぃ!
遡ること3年前、上京が決まった当時高校3年生の私は初めての一人暮らし、大都会東京での生活に胸を躍らせながら物件探しを始めました。
しかし、「渋谷で遊びたいから近くに住みたいな~」「絶対に10畳はほしい!きれいな夜景が見える部屋がいいななんて幻想は賃貸サイトによって一瞬で砕かれてしましました…
まず驚いたのが東京の家賃の高さです。ワンルームでも安くて6~7万円、都心には15万円を超える物件もあります。実家である名古屋の一人暮らし物件と見比べてその差に驚嘆したことを今でも覚えています。
結局都心にキャンパスを構える大学に落ち多摩のキャンパスに進学が決定したため、多摩地区で一人暮らしを始めました。
しかしそれをきっかけに都会の一人暮らしへの憧れは更に増していき、この2年半で2度引っ越しをしてしまいました。未だ引っ越し欲はとどまることを知りません…
物件探しのコツ
部屋全体をみる!
居間の広さばかりを気にして借りた物件の専有面積が小さいとキッチンスペースが狭くて自炊が満足にできなかったり、浴室や洗面所が窮屈でリラックスできなかったり、というパターンも多いです。
私自身初めて住んだ物件がまさにこれで、狭いキッチンのせいで自炊の習慣付けが出来ませんでした(というのは怠惰な食生活に対する言い訳ですが…)。
生活するのはもちろん居間だけではありませんから、専有面積と居間の広さをみて自分の生活に適した部屋を選ぶと良いですね。
築年数は「指定なし」!
物件探しをする際には条件で築年数を設定すると思います。しかし築年数は「指定なし」で検索することをおすすめします!
私も以前築年数を20年以内に絞って検索をしていたのですが、ふいに築年数を絞らずに検索をしてみたところ、築40年の耐震工事・リフォーム済みの物件がヒットしました。
その物件はもちろん築40年あって共有部分はどこか懐かしさを感じる部分も多かったのですが、室内はリフォーム済みのため新築同様。キレイでとても住み心地が良かったです。
築年数が経っている物件は比較的家賃が安い傾向にあるので、キレイな物件に安く住むことが出来ると考えるとお得な気分ですね。
バス・トイレ別、南向き、2階以上…妥協するならどの条件?
せっかく一人暮らしをするならどこも妥協したくない!でも現実は厳しく、お財布と相談をするとどこかを妥協しなければなりません。
バス・トイレ別、南向き、2階以上、オートロック、収納スペースなど様々な人気条件がありますが、どの条件は外せないのでしょうか。
私は収納付きとバス・トイレ別は絶対に妥協しません!
収納付き…部屋は狭くしたくない!
収納がない物件を借りると自分でタンスなど収納家具を購入する必要があります。しかもそれを置くスペースを作らなければいけないわけですから、部屋が狭くなってしまします。
バス・トイレ別…ゆっくりしたい!
これは気持ちの問題ですが(笑)、やはりお風呂ではゆっくりしたいです!ユニットバスは湯船にお湯を貯めることが難しく、またカーテンで区切ってシャワーを浴びなければなりませんから、リラックスできる環境とは言い難いでしょう。
いざ内見!
引っ越しした気分で周りを歩こう
内見をすると不動産屋さんが物件まで車で送ってくれるケースが多いと思います。が!物件まで歩いてみてはいかがでしょうか。
物件の周辺を歩いてみることでスーパーやコンビニが周辺にあるから便利だとか、坂道が多いから不便そうだなとか、野良猫が多くて癒やされるなあ、などなどいろいろな発見がありますよ。
色んな時間に何度も内見しよう
これは日当たりをチェックするためです。例えば同じ南向きでも日の出から日の入りまでずっと日当たりのいい部屋もあれば周囲の建物の影響で意外と夕方は日当たりが悪い…なんて部屋もあります。
複数の時間帯に内見することで一日を通した日当たりもチェックすることが出来ますよ!目の前にマンションが建っていてほぼ日当たりがない部屋で生活していたことのある私からすると、日当たりは人間として生活をしていく上で欠かせないと思います(笑)
こればかりは仕方ない!引っ越してからしかわからないこと
壁の薄さ
内見をしたときは隣も静かで安心していたのに、いざ引っ越すと隣の部屋の生活音が結構聞こえるというケースもあります。
内見の際に壁を叩いて厚さを確認するのも良いですが、必ずしも鉄筋づくりの物件だからといって防音性に優れているわけでもないのです。こればかりは実際に住んでみないと分からないですね。
一人暮らしの部屋は自分のお城
大学生になって一人暮らしを始めたけれど将来は結婚をして家族と暮らしたいな、と考えると人生において一人暮らしをしている時間ってとても限られた貴重な時間かもしれません。また、自分だけの空間で自由に生活できる家は自分のお城になること間違いなしです。
そんな貴重なお城は自分が満足できるものを見つけたいですよね。そのためにも工夫を凝らした物件探しでいいお城を見つけてみてはいかがでしょうか。楽しいお城暮らしが待っていますよ!