突然ですが、皆様がお持ちのその時計、時間はぴったり合っていますか?
「もちろんですよ」と、答える方がほとんどだと思いますが、一流のビジネスパーソンはこう答えるそうです。
「いえ、わたしの時計は合っていません。5分早いのです」
ビジネス書などにも書かれやすく、実践している人が多いという時計を5分早めるマイルール。
実はわたしも実践している一人です。
それらの書物を読んだわけではありませんが、「遅れたくない」と、ある種の強迫概念があるのか、時計を早める癖があり、腕時計は2~3分、目覚まし時計は5分早めてあります。
その習慣は知らず知らずのうちに、時間に遅れないだけでなく、他のメリットも生んでいたのです!
そもそも、”わざと時計を早めること”に意味はあるの?
「ずれているだけで、なんのメリットもなさそう」と無下な扱いをされてしまいそうな代物ではあります。
しかし!そこは一流のビジネスパーソンお墨付き。
時計を早めることで得られる一番のメリットは、何と言っても気持ちに余裕が生まれることでしょう。
実は多忙なコ・ガーチ
わたしは色々と忙しい人間なので、光に反射しているカラスの濡羽色に見惚れたり、
道の真ん中を歩いているてんとう虫を草むらに移動させたり、
野良猫がいたら立ち止まって呼んでみたり、
「今日の雲は美味しそうだなあ」なんて考えながら空を見上げたり、
突如、降ってきた言葉を書き留めたり、
やることだらけの日常生活を送っています。
そんなこんなで、「約束の時間まであと◯◯分!」と、慌ててしまうことも恥ずかしながらあります。
そこで登場するのが早めた時計!
そういった時間に焦っているときに、早めた時計は余裕を与えてくれます。慌てている時にぱっと時計を見て「もう間に合わない!」となるところ、
「まだあと5分ある」と気持ちを落ち着かせてくれます。
慌ててミスをすることなく、冷静なままに、時間に間に合うためのベストな方法をとることができるのです。
3分でも10分でもない。ベストは5分!
時計を早める時間は何分でも良いわけではないそうです。
10分早めると「まだまだ時間はある」と、逆に良くない余裕を生んでしまいます。
例えば、観たいテレビ番組があるからといって、テレビの前で10分待つとなると、確かに早すぎるような気もしますし、あと5分くらいは他の作業に当てられそうと思いますよね。
反対に3分だと、ジャストとの差があまりなく、時間を早めたときに得られる効果が薄くなってしまいます。
この2分の差は、特に朝の通勤中などに当てはめてみると大きいものです。
早すぎず遅すぎず、時計を早める時間は5分がベストと言えるでしょう。
10分早めると「まだまだ時間はある」と、逆に良くない余裕を生んでしまいます。
例えば、観たいテレビ番組があるからといって、テレビの前で10分待つとなると、確かに早すぎるような気もしますし、あと5分くらいは他の作業に当てられそうと思いますよね。
反対に3分だと、ジャストとの差があまりなく、時間を早めたときに得られる効果が薄くなってしまいます。
この2分の差は、特に朝の通勤中などに当てはめてみると大きいものです。
早すぎず遅すぎず、時計を早める時間は5分がベストと言えるでしょう。
5分前行動は海軍がルーツ
5分前行動は、大日本帝国海軍で、忙しい将兵たちの日常生活で心がけることとして定められた
「定刻を守るため5分前には準備を整え、
作業に掛かれるようにせよ」
という精神がルーツになっています。
昔は海軍のみで使われていた5分前行動も、今では小学生ぐらいになれば学校や家庭で教わるほど、社会に浸透しているように思います。
時計を5分早める、この5分は、出港時間など、時間に遅れることが決して許されない海軍の行動規範が活かされているのです。
わたしの時計も2~3分から5分に直したいと思います。
皆様もこの機会に、ぜひ時計を見なおしてみてくださいね。
やっぱり、忙しすぎるわたしは15分は早めたほうが良かったりして……。